フィデューシャリー宣言 | 株式会社 和キャピタル

フィデューシャリー宣言〜お客様本位の業務運営に関する取組方針〜

株式会社和キャピタル(以下、当社)は、地域金融機関の有価証券運用力の強化、投資人材育成およびリスク管理も含めた投資組織体制の強化という地域金融機関の重要課題を、継続的な投資パートナーとして共に併走しながら問題解決を図ることを目的に創業した独立系投資助言会社です。

当社は企業理念である「調和」「総和」「温和」「大和」の4つの精神により、目先の利益にとらわれることなく、地域金融機関との息の長いパートナーシップを築くことを最も重要だと考えます。

「調和」

各々の強みを有する個を尊重しつつ、お互いが調和し、全体としての一体感を成すことを重視します。

「総和」

最も競争の激しい市場において勝つために1+1=2ではなく、総和を3や5にするやり方を追求します。

「温和」

常に隣人への敬意と尊敬の念を大切にして、お互いに学ぶことを忘れず、温和な対応を重視します。

「大和」

日本とその地域に根ざした投資会社である強みと誇りを持ちつつ、常に広い視野をもって世界で通用する投資を追求します。

当社が地域金融機関の最良のパートナーとして、顧客本位のベストプラクティスを追求することを「フィデューシャリー宣言」として以下のように宣言し、その状況を定期的に検証してまいります。

1.お客様の最善の利益の追求

「顧客本位の業務運営」の精神は、当社の創業時からの企業文化であり、当社はその使命感と目的意識により全ての行動を行います。
当社では、プロフェッショナルな知見と高い職業倫理を有した地域金融機関のパートナーとして、地域金融機関の有価証券運用の強化、地域金融活性化への貢献、地域金融機関の投資プラットフォームの提供を実現することが、お客様の最善の利益になると確信し、そのために7つの行動指針を定めています。

(1)お客様第一主義

当社が提供するすべての金融商品とサービスがお客様の満足する以上のものであるかを常に考え行動し、その上で検証します。

(2)行動主義

行動しないことを正当化せず、行動しないことはリスクと考えます。高い目標を持って行動し、他人を動かす行動をします。

(3)論理的思考

地域金融機関の抱える課題を論理的思考でブレイクダウンし、お客様に対して分かりやすい結論を提供します。

(4)自己責任の原則

問題は全て主体的に考え、他人任せとしません。結果の出ない努力は、何かが不足しているものと捉え、お客様の最善の利益となる結果の出る努力に邁進します。

(5)リーダーシップの発揮

金融のプロフェッショナルとして、高い目標と使命感を持って行動し、必ず解決する気持ちで取り組みます。

(6)スキルアップ

現状に甘んじず、常にスキルアップを図ります。知識ではなく知恵を求め、それをお客様に対してアウトプットします。

(7)気配り

相手の立場になり、チームワークを大切にします。相互の理解の中から円滑なコミュ―ニケーションが生まれ、お客様にとって最良の改善案に繋がると考えます。

2.利益相反の適切な管理

当社は、既存の金融系列に属さない独立系投資助言会社であり、当社の業務運営が外部の金融機関等に左右されることはありません。当社は外部の金融機関等と顧客にとって利益相反となるような特別な関係を持つ行為は一切行いません。
また、当社では月次のコンプライアンス会議及び年次での内部監査を通じて検証しています。

3.報酬・費用の考え方

報酬については、当社サービスの質を安定的に保ち、永続的に提供するために合理的かつ戦略的に必要となる適正な水準を設定します。
お客様に提供する金融商品とサービスについて、お客様にご負担いただくことになる手数料その他費用の詳細について、分かりやすくお客様に情報提供するよう努めます。

4.お客様にとって必要な情報のわかりやすい提供

お客様に提供する金融商品とサービスについて、リスクリターン、投資戦略、投資方針、当社の運用哲学等、当社の基本精神であるパートナーシップの理念のもとに、分かりやすい情報提供に努めます。

5.取組方針の定着のために

当社は、研修などを通じて、本方針を徹底し、お客様本位の企業文化の定着に努めます。